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- 企業のIT戦略とは!
ビー・オー・スタジオビジネス対談では、様々な業界からゲストをお招きし、各業界についてのお話やご自身の経験からビジネスに関するメッセージをいただく企画です。
INTERVIEW NO.1 4月掲載


- 高橋幸輝
株式会社インシィンク代表取締役 - 南原晃・元日本銀行理事をエグゼクティブ・ディレクターに迎え「オンライン企業内大学」を2007年に設立、企業の人材育成に邁進している。企業内大学では、MBA的なアプローチとは異なり、講師陣も実務家に絞り、リベラル・アーツ(大局観を養う教養的アプローチ)を基本にした講座を提供している。他方、企業のブランド構築、経営戦略の立案などにも従事し、中小・ベンチャー企業から上場企業まで幅広くアドバイザーを務めてきた。講演・研修実績多数。
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- ・2001年6月より「黎明の会」を開催
- ・(社)日本経済調査協議会「鈴木委員会・需要創出を検討する会」委員
- ・医療システム研究会(代表世話人・安田育生氏) 定例メンバー
- ・(社)日本経済調査協議会「野村委員会・マニフェストと民主主義の確立を考える会」委員
- ・『できる人の人脈力のつくり方』(同友館)を2007年8月に出版
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- >>今回の対談内容
- 第1回目となる今回の対談は、政財界との太いパイプを持つ、高橋 幸輝様(株式会社インシィンク)をお招きして、企業におけるIT戦略について伺いました。
企業のIT戦略とは
経営者にとっての経営戦略を語るうえで、重要なファクターとなる。
[川添]
今回色々と伺いたかったのは、大企業の経営者の方々は、ITというものをどのように認識していて、どのように活用しようとしているのか。マスメディアの報道だけではなかなかわからない部分を、日本経済調査協議会の委員でもいらっしゃる高橋さんに伺いたいと思いました。
経営の効率化などがIT化の大義名分になっていますが、そのあたりの実態を高橋さんのご意見も交えながらお話いただけますでしょうか。
[高橋氏]
私はアメリカに13年ほどいて、大学も向こうを出ましたけど、ちょうど歴史的に見るとすごい産業革命だと思っています。
一番最初に人間が活動するために手に入れた空間というのは自然ですよね。狩をして野山をかけまわっていた。そして次は工業化社会になると都市ってものを作ってくるわけです。これは人工的な空間で、都市で働いて自然に帰って行くということになるのですが、最後どこに行くかと言うと宇宙なんですよね。人口増えて野望が膨らんで上に行こうと。お金ばっかりかかっちゃたんですね。で、次はどこ向かったかというとコンピュータ空間なんです。
個人が情報を発信して、今までだったら何かやろうとしてもお金かかって、情報得るにしてもお金がかかる、要するに取得する費用がものすごくかかっていたのが、一個人がそれなりに商売ができる。それから取得するための原価費用というのはきわめて低いということで、今までの産業の中ではない世界なんですよね。
確か2000年のですね、3月にアメリカのナスダックの株価が5,000ドルつけるんですね。それでもうアメリカの経済が万々歳だ、なんて話になったとたんに弾けるんです。
2001年の9.11の事件から不況に入っていって、さあどうしようというアメリカの弱気論になるわけです。
その時の様子を見ていて僕が感じたのは、ITが悪いという話はすごい本末転倒な話でして、ITと聞けば投資したがったベンチャーキャピタリスト達が悪いわけで、その時に踊らされていた渋谷のベンチャー企業群も今はほとんどいない、ですよね。
[川添]
このあたり(東京渋谷界隈)にたくさんあった会社ですよね。
[高橋氏]
そう、このあたりにたくさんあった。もう廃墟ですよ。
あれは企業にまず経営者の資質がないということが一つあげられますね。彼らはあくまでも職人であって、経営者ではないんですよ。
例えば、特許もってお金もらったならば、もう自分はどこかに引っ込んで、後は社長を雇って経営してもらえばよかったんですよ。だけど、彼らというのは、どうも自分で何でもできると思って、経営者兼職人・技術者となる。それでみんなパンクしちゃったわけです。
踊らした方、踊らされた方の両方が悪かったと思いますよ。だから、ITが悪いっていう議論は本末転倒。悪いなんてありえない。
だって悪いとか言いながらみんな使っているんだから。
[川添]
経営者であるということと、情報技術の専門家とかというところは、分けて考えるべきである、ということですね。

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