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ビー・オー・スタジオビジネス対談では、様々な業界からゲストをお招きし、各業界についてのお話やご自身の経験からビジネスに関するメッセージをいただく企画です。
企業のIT戦略とは
経営者にとっての経営戦略を語るうえで、重要なファクターとなる。
[高橋氏]
ITは経営目的を達成するためのあくまでも手段ですから。
だからITがいい悪いという議論ではなくて、それは経営者としての資質がどうだったか、という話だと思います。
じゃあ、社会が実際にどう変わっていくかと言うと、今まではM&Aとか規模が大きい会社がとても強かったんですけど、インターネットになるとそれこそ新幹線でも飛行機でもどこでも仕事ができるようになります。いわゆるユビキタス社会ということですが、おそらく個人の力というものがものすごくレバレッジがかかってくると思うんですね。
社会が規模から、ネットワークに変わってきた。
だから小さなベンチャー企業がいくつか合わさったり、提携することによって大企業を凌駕するような仕事もできるし実際そうなってきています。
そうすると今まで単一的な産業だったのが多様化されていくことになり、異文化の理解とか違った価値観を理解する必要が出てきます。
そういう意味で、ITは非常にいいツールだと思っています。
例えば僕が見ている会社で、株式会社ジョイント・コーポレーション(東証上場一部)というマンションディベロッパーとかシュウウエムラ(化粧品会社)とか株式会社ムトウという通販会社もあるのですが、情報共有という意味でIT及びwebサイトというものを大変重要視しています。
[川添]
なるほど。異文化間の情報共有化にITはもってこいということであるなら、M&Aの後などにもかなり有効活用できるということですね。

[高橋氏]
文化というのは企業ごとに違っていて、日本人同士でも新卒ばかりならいざ知らず、中途採用だとやっぱり前職の会社の色というかものを持ってくるからなじまない人が出てくるわけです。新しい環境での意思疎通は、飲み食いするのはもちろんですが、日々の業務の中でどういう風に意思統一が図れるかというところで、IT化ってのは僕は重要だと思います。つい先日、元日産会長の塙さんと会っていたのですが、中国の話だとか違う文化の人と交流するのに、意思統一のためのツールというのは必要ということでした。大きい会社になればなるほど必要だと思います。
それをやりつつ社長がたまに従業員と一緒になって食べたり飲んだりというコミュニケーションも必要だと思いますよ。リアルな部分とバーチャルな部分の両方です。ITだけでも駄目だと思います。
ものづくりという産業も同じで、現実に見えるハードの部分とITというソフトの部分とが融合した会社が勝つのだと思います。
だから極論を言うと、小さいITの会社が勝とうと思ったら、ハードの会社と引っ付くのが次のステップにつながるはずなのです。


[川添]
お互い持っていないものどうしだからということですね。
[高橋氏]
お互いにメリットがあるし強くなる。
IT同士が一緒になってもあんまり意味ないと僕は思います。
[川添]
まさに弊社のような会社は、他社さんとの組み方によって今後の成長度合いが変わってくるだろう、ということですね。非常に参考になります。
[高橋氏]
特に地方の優良企業と呼ばれるところで、遅れているところが多分にあって、社長は何とかITについていってても、社員の人達がついていけてないところがたくさんあります。そういったところはもっと革新すべきところだと思いますね。

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