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VOL.024 「競争力のwebサイト設計の組み立て方(その4)」

●競争力を手に入れるために

◆5.競合他社を見る

1.誰が
2.どんなキッカケで
3.どんな行動を
4.何を見る

を見てきました。
ここまで見てくると、webサイトの全体像がそれなりに見えてくると思います。
土台が見えてきたので、このままwebサイトを構築することも可能です。

しかし、ターゲットになるお客様というのは自分たちのwebサイトだけ見に来るものではありません。
同じ業種の企業を見比べていることは、皆さんご存知だと思います。
なので、見えてきたwebサイト像を競合他社と差別化を図るための施策が必要になります。
つまり、選んでもらうwebサイトになるための準備を行うのです。

「競争力を手に入れる」ために、競合他社をチェックしていきましょう。

チェックする対象はもちろん自社に対して競合と思われる会社を数社取り上げて行いますが、視点としてはそのwebサイトの構造や特長、そしてコンテンツに注目してください。

あくまでも自社のwebサイトに競争力を持たせるための調査なので競合他社webサイトを隅々まで見ていくということはしなくてよいです。
焦点を絞って見るようにしてください。
わかりやすいものから言うと、まずは「コンテンツ」に絞って見るとよいと思います。

手書きでもエクセルを使ってでも結構です。
競合他社にはあって、自社にはないコンテンツや企画、また、商品の紹介の仕方でも自社と違った切り口のもなどピックアップしていくのです。

ピックアップできたら、自社で足りないと思われるコンテンツや他社がやっている企画(切り口)など、自社に置き換えてできそうなものは、積極的に取り組んでいきましょう。

ここまでくれば、競合他社と比較したときに「負けない」webサイトになっているはずです。
しかし、あくまでもまだ「負けない」webサイトです。
「勝つための」webサイトにはなっていません。
ではこの次は、勝つためのあと一歩を付け加える作業になります。

そのあと一歩にうつる上で大事なことは、いったい自分たちの特徴は何なのかを考えることです。

他社と差別化を図る上で、いったい他社とは何が違うのか。
経営そのものにも通じるのですが、ここを考えていくのです。

◆6. テーマを設定する

そして、自社webサイトならではの“テーマを設定”します。
このテーマというのは非常に重要にで、ターゲットユーザに対して、どのように見てほしいのかやどのような企業としてイメージしてほしいのかなど、中長期的な視点で見た時にその企業のブランディングにつながります。

これまで、ターゲット設定からそのターゲットがどのような切り口から自社のサービスに入ってきて、どのように行動するかを見てきました。これらを再度振り返って、自社にふさわしいテーマを設定するのです。

なるべくでしたらそのテーマは、どちらかと言うと拡大や夢を中心としたポジティブなものがよいです。
一見正論で、ポジティブのように見える圧縮効率型は、その企業もしくはwebサイトがグングン成長している時期にはよいのですが、これから成長させなければならない時期にそれをやってしまうと、まず伸びて行きません。

圧縮効率型は今あるもの、いわゆる過去すでに作り上げているものに対しての施策が中心になってしまうため、説得力を持ってしまいます。

ここで優先順位を間違えてしまうケースがあるので自社が現在どのような状態にあるかを十分に考慮に入れてテーマを設定してください。

◆7. テーマを満たすための新企画

テーマを設定したら、そのテーマに沿った新しいコンテンツを企画します。
テーマはある程度抽象的なものにならざるを得ないと思います。
しかし、それを何かしらで具現化する必要があります。

テーマ設定の段階から複数人で、この作業を行ってもよいと思います。
先に調べた競合他社を引っ張ってきて見直してみるのもよいでしょう。

また、競合他社ではなく、異業種の企業を調べるのが効果的かもしれません。
異業種で行っている面白い企画や目に留まったものなど自社に置き換えたらどうだろうか、などサンプルとなるものを探すと早いかもしれません。

その時に、あまり「あんな大企業からできるんだよね。」とか「うちは業種が違うから」とかできない理由をならべないようにしてください。

まずは、素直に自社にとって良いと思われることをピックアップしていくのです。
そして、できない理由ではなく、どうしたらできるかを真剣に考えるのです。
先ほどのテーマ設定と一緒で、できない理由というのは、すでにあるものに対して理屈をつけていくことなのでどうしても圧縮効率型になり、前向きの企画は立ち上がりません。

テーマに沿って伸ばしていく企画のはずなのに、なんだか落ち着かせる企画になり、サイトそのものが前向きなドライブがかからなくなってしまいます。

あくまでもテーマに沿った企画という大前提はありますが自分たちの発想を是非狭めないでください。

次回へ続く

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