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バックナンバー web2.0時代の企業戦略実践ノウハウ

VOL.075 「サイトの情報整理による意外な効用~いきつく先は組織論~」

企業のwebサイトというのは、たくさんの分類にわけることができます。

・コーポレートサイト
・商品サイト
・サービスサイト
・プロモーションサイト
・LP(ランディングページ)
など

とりわけ予算や時間を使うサイトは、プロモーション系によることが
多いかと思います。

弊社にくる相談の中で、

「サイトの情報整理」

に分類される依頼が多くあります。

「えっ」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
どうもサイトでいろいろことをやっていたらわけがわからなくなり、
サイト整理をプロジェクト化したい、という依頼になります。

こういった依頼は、おのずと中堅規模ぐらいの会社さんになります。

・部署が多数ある企業
・グループ会社を複数持っている企業
・サイトを積極的に活用している企業

業種を問わず、これらに集約されるようです。

「サイトの情報整理」だけで、何かしらの成果、コンバージョンを
倍にしよう!なんてことはほぼないと思います。
どこの企業も成長戦略、とくに販売促進に目が向く中、
なぜこの「サイトの情報整理」に目が向いているのか。

それは、

「サイトのポテンシャルを出し切ることによる業務改善」

を考えているからです。

宣伝広告には、基本的に多額の予算を必要とします。
しかしその費用対効果について、事前に把握することは非常に難しい
ものがあります。
そんな中、自社サイトを見てみると、活発にサイトを活用されている
企業であればあるほど、実はまだまだ無駄なことがたくさんあることに
気がつきます。

お客様がせっかく見に来てくれていても、現行サイトの能力を最大限に
発揮できていない場合、ボロボロと取りこぼしているケースが
多々わるわけです。
そこを改修するだけで、成果はまったく変わってきます。
広告費に予算を割くより、よっぽど建設的なプロジェクトなわけです。

サイトなら効果測定をしながら、ギリギリまでポテンシャルを出し切る
作業が可能です。

・導線を見直せばいいのか?
・コンテンツを見直せばいいのか?
・メニューそのものの変更が必要なのか?
・インターフェースデザインの問題なのか?
・キーワードの絞り込みが甘いのか?
・ルールがバラバラなので、ガイドラインが必要なのか?
・新規の企画が必要なのか?

など、改修箇所をあげるとキリがありません。

「サイトのポテンシャルを最大限に発揮する」とどうなるか。
実は見えにくい部分ではありますが、意外なところに影響を与える
ことになります。

それは、

「組織の役割が明確になる」

ということです。
サイトの整理をすると、当然必要な部分、必要ではない部分の
すみ分けを行います。その際、なぜ必要なのか、必要でないかを
考えるわけですが、では実際の運用ではそれをどこで誰がやるのか、
という議論になります。

その議論こそが「組織の役割分担を明確にする」ことにつながります。
「組織改編を行おう!」となった場合、なかなか進まないケースも
あるかと思います。
であれば、サイトの情報整理から入り、それを運営する組織って
いったいどんな形?と問う方法もありだということです。

こういったことより、「webサイトはwebサイト」と割り切るのではなく、
組織改編のための情報設計と位置付けて取り組むことに価値があります。

サイトの新しい考え方として、是非試してみてください。

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