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2017年9月時点でユーザー数8億人。Instagramの企業アカウントはファンを顧客に育てる強力なツール

2017年10月2日 1:53 PM

Instagramは写真や動画の投稿を通じ、ユーザー同士がつながれる、日本では女子の使用率が高いことで知られるSNSです。2016年にマクロミルが15~59歳の男女3,172名を対象に行った調査によると、10代女性の36%、20代女性の34%がInstagramユーザーという結果が報告されています。直感的な操作で、手軽に写真のポストやいいね!ができるため、生活の一部のように使っている人も多く、インスタで就活や婚活、コミュニティ作りも行われています。

毎日閲覧・投稿するワケは、自分のライフスタイルにいいね!がもらえるから

トレンダーズ株式会社が行った20~40代の女性Instagramユーザー500名に行った調査では、Instagramに投稿されていた内容を「真似したい」と思ったことがありますか?という質問に対して、73%と7割以上の人が「ある」と回答。Instagramの影響力の大きいことが確認できるとともに、【ライフスタイル】をテーマに切り取った個々の生き方や暮らし、ファッションへの関心が高いことを映し出しています。それを裏付けるように、カフェスペースへ服と生活雑貨を設置し、衣食住のコーディネート、すなわちライフスタイルを提案する実店舗が増えています。

Instagramは簡単、自由に「自分の世界観」が作れるオウンドメディア。ハッシュタグをたどれば共感できるユーザーと出会い、オンライン上で接点をもてることが人気の理由です。一般的なサーチエンジンよりInstagramを使う方が、自分の探す目的に近い情報へリーチできると、検索にインスタを利用する人が増えています。彼女たちが毎日閲覧・投稿するワケは、「ワタシのステキな日常を見て欲しい」という想いからかもしれません。その一方では男性インスタグラマーも増え、利用者は今後も多くなることが考えられます。

Instagramは、ファン顧客を増やすために、有効なツール

若い女性に圧倒的な支持を得ているのは、フード事業も展開する家具・小売のミサワが運営するunicoです。Instagramの1投稿あたりのいいね!数は2,000~3,000件と、オフタイムをオシャレな空間で過ごしたい若い女性の気持ちをつかんでいます。「こんな部屋に住みたい」と思わせる仕掛けは絵力にあり、自社サイトでもクオリティの高い写真で魅力的なコーディネート例を多数紹介しています。

今夏デビューしたライフスタイルブランド「BRID」は、「シシンプルが好きだけど、ナチュラル系や北欧系に飽きた」というユーザーが注目をしています。Instagramでは、インテリアのトレンドキーワード「塩系」や「男前」に適合するプロダクトの画像をポストし、ファンを増やしています。同じ塩系の照明デザインで、バイヤーやスタイリストから支持を集めるブランドが「APROZ」です。少量生産、限られたショップでしか購入できないことも、ブランドの価値向上に結びついています。

企業にとって、自社のInstagramアカウントを持つことは必須になりつつあります。サイバー・バズが、「Ripre」会員を対象にInstagramの企業アカウントに関する意識調査を実施したところ、20~40代女性の80%以上が企業アカウントをフォローしていると発表。質問項目の「企業アカウントをフォローしている理由を教えてください」に対し、20代~40代女性の80%以上が「企業やブランドの情報を得るためにフォローしている」と答えています。

1枚の写真で「自身の世界観」を写真演出できるInstagramは、運用する側にとって、利用者の属性・思考や商品へのプラス評価・マイナス評価が把握しやすいため、ファンは重要な資産といえます。被写体や写真の影響力が強ければ、kate spade new york(ケイトスペード ニューヨーク)や、Ralph Lauren(ラルフローレン)のようなライブ感のあるページ作りを行い、効果的なブランドのPRが可能です。
こうした企業では、自社商品の訴求の方法としてInstagram限定の割引クーポンの発行、ユーザー参加型キャンペーンなどを取り入れつつ、ファンとほどよい距離感を保ちながらコミュニケーションを図っています。

商品の宣伝ではなく、ユーザーが「真似したい」と思えるような投稿を意識し、ファンの「欲しい」を増長。「この商品を購入したい」と思えるまでナーチャリングする方程式を、さまざまなマーケターが模索しているのが現状です。そうであればアカウントを運用する側に求められているのは、いかに質の高い写真とコピーを担保し、同時に広告臭を漂わせないクリエイティブが作れるか。成功のヒントは、消費者の「ユルく目指す」ライフスタイルが見つけられるInstagramの中にあるのではないでしょうか。

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