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並んでも食べたい、撮りたい! 女子に流行るパンケーキ店が増え続ける理由とは?

2008年に「Bills(ビルズ)1号店」、2010年Eggs’n Things(エッグスン・シングス)が原宿にオープンしたことをきっかけにパンケーキが大ブーム。全国規模に広がり、7年以上経った今も、新しいパンケーキ店が続々とオープンしています。

<注文から20分待ちもあたりまえ!なぜパンケーキが人気なのか?>

そもそも、ホットケーキとパンケーキの違いって何?

大辞林 第三版によると、ホットケーキは「小麦粉に卵・バター・砂糖・ベーキング-パウダーなどを加えたものをふっくらと厚く円形に焼いたもの。バターや蜜をぬって食べる」。
一方のパンケーキは、「小麦粉に牛乳・卵などを加えて、薄く平らに焼いた菓子」ということで、材料はほとんど一緒。ただしパンケーキはホットケーキより生地が薄く、原料には薄力粉に比べ食物繊維や鉄分が豊富な全粒粉などを使ったものも目にします。

また、健康に関心の高い人たちの間で広がっている「グルテンフリー(小麦粉に含まれる粘り気のあるたんぱく質を取り除いたもの)のパンケーキ」をメニューに載せているお店も、じわじわ増えつつあります。
この他にも、パンケーキにチーズを入れ、あるいはオムレツやベーコンを添えたお食事系パンケーキなどバリエーションを拡大していったことも、パンケーキ好きの増加している要因のひとつと考えられます。

パンケーキの人気をあらためて振り返ると、生クリームや旬のフルーツなどを使った見た目の良さが、感性で商品を手に取る傾向のある女性に喜ばれ、SNSで情報が拡散されていきました。いろいろ食べ比べをしたい場合には、友だちとシェアすれば望みは叶えられます。最近は予約のできる店も増え、待たされずに入れるお店も見つけられるようになりました。今後もパンケーキ人気は健在、ますます盛り上がっていくのではないでしょうか。
そして並ばずに食べられるのなら、パンケーキ未体験の甘党男子からも支持されていくことが予想されるのです。

日本の朝食も和から洋へ。見た目重視、おしゃれカフェのような朝ごはんを作りたい人が急増!

2015年3月にクックパッド株式会社がメールマガジン会員(女性6,176名、男性710名)に行った調査によれば、「朝ごはんによく食べる主食は?」という問いに対して、以下のような回答がありました。(複数回答可)

2001年頃からスタートしたカフェブーム、2002年のセレブ系ファッションブームの影響を受けて、ご飯に焼き魚とお味噌汁といった一汁三菜の和食の献立から、パンやパンケーキ、グラノーラやシリアルといったフォトジェニックな「カフェのような朝ごはん」へと、朝食文化も変化しているようです。

お休みの日は、家族や友人と一緒に目でも舌でも楽しめるパンケーキを食べて「ゆっくりとおしゃべりする時間を楽しみたい」という女性も増えています。女性の消費は流行を左右するだけでなく、経済も下支えすると言われる中で、彼女たちの視線の向かう先が非常に気になります。