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エンタメも医療も、教育も! VRは市場規模3兆円超

VR(バーチャルリアリティー:仮想現実感)体験、してみましたか? スマホで気軽に、また家ゲーでVRを試してみるのもいいけれど、アミューズメント施設や家電ショップ、イベントスペースでも、非日常を体感できます。この夏休みに、家族や友人でVR体験に出かける予定をしている人も多いのではないでしょうか。

アメリカでは老若男女の1/3がVR関連のデバイスを使用中

VRテクノロジーは、エンターテイメントだけでなく、建築、医療や広告の分野でも採用されています。普段われわれが意識せずに接し、生活にも浸透しつつある身近な技術であり、コンテンツです。
アメリカのコンサルティングエージェンシーMagidの調査では、全米の18歳から64歳までの3分の1がVRデバイスを使っていると報告をしています。

昨年の10月に行ったリサーチでは、全体の21%がVR製品を購入したいと回答していましたが、半年経った今年4月の調査時には、すでに入手済みのユーザーがいることで購入希望率は15%に縮まっています。VRゴーグルやヘッドセットは、安いものではGoogleのカードボードのような手作りキット的なものから、日本円で10万円を超えるハイエンドモデルまで、価格に幅があります。VRデバイスの選択肢は広いものの、遊べるコンテンツがまだ少ないこともあって、春以降のデバイスの販売は停滞しています。

Magidによれば、VRデバイス市場の約41%を占めるのはヘビーゲーマーであり、彼らの欲するスペックのままで、もう少しリーズナブルな価格帯が出そろえば、購入増につながるのではと考えています。
そして、市場を盛り上げるために1.低価格化、2.コンテンツの充実、3.サイズの小型化や操作性の見直しなど、3つの必須要素があると説明をしています。この3つを同社ではマーケティングの3種の神器ととらえ、2018年春に予定されているスピルバーグ映画「Ready Player One (レディ・プレイヤー・ワン (原題)」の全米公開で、いよいよVRがマジョリティに普及すると考えています。

さて、アメリカでは2017年8月の時点で、どのVRアプリケーションが一番利用されているのかも、Magidは調べています。22%がNetflix (ネットフリックス) のVRコンテンツ。次いで、日本でも人気のあるマインクラフトVRの利用率は20%。そしてNBAやNFLといったスポーツ中継で利用する人が19%存在するとのこと。

最後に、カリフォルニアにあるCredence Researchによる市場リポートをお伝えします。VRマーケットと呼ばれる市場は、エンターテイメントの分野を含め、軍事、医療、小売り、デザイン、エンジニアリングや教育など多岐にわたり、アナリスト予測で2023年までに約300億ドル (約3.3兆円) 規模へ成長するとみられています。

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