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メール配信かSNSか? 2017年下半期、どちらがB2Cには有効なのか?

デジタルマーケティングに携わるビジネスパーソンであれば、EメールマーケとSNSの両方を使ってこそ、目標値に到達する近道であることは十分わかっているはず。とはいえ、限られた予算内で費用と人的リソース、時間を割くとなれば、両立して施策を立てることが難しい場合も。

EメールマーケとSNSマーケ、どちらにも長所と短所があり、またどのような効果を発揮するのか、SEOディレクターのジョルダン・カステラー氏が最新のファクトシートをもとに興味深い解説をしているので、紹介をしていきます。

SNSはしないがEメールは使っている。そんな人がポテンシャルユーザーだったり…

Eメールマーケティングは、インターネット黎明期から行なわれている戦略のひとつで、Eメールを利用するユーザーがいる限り、今後も続けられていく手段です。
コミュニケーションのツールにメッセージアプリが幅をきかせている2017年において、実に37億人強(The Radicati Group調べ) がEメールを使用し、4年先の2021年には41億人に上るとも予想されています。
うち、Gメールだけで優に10億人が使用しているのです。
一方のSNSは、ユーザー数は25億人 (Statista調べ)

現段階でEメールマーケは、従来通り受信者にEメールを開封するよう促した後ランディングページに誘導、エンゲージメントにつなげるというキャンペーンがもっとも堅実でポテンシャルがあるとの見方がされています。

加えて、Eメールを受信できる37億人すべてがSNSを使っているとも言えないので、B2Cのユーザーリストを持っている企業はEメールマーケティングを最優先に施策を執ることをおすすめします。ただし配信するメールは、ユーザーの期待値を超える内容 (ヴィジュアルとメッセージの両方) でなければ、スパムフォルダに振り分けられてしまいます。
さらに既存の購読者リストだけでは、新規でメールの購読者を生み出しにくい状況も踏まえ、常に新しい試みをしながら配信していくことも必要になるのです。

ソーシャルメディアはマーケティングのスーパーパワー

「つながり」やコミュニケーションツールとしてのSNSは、日を追うごとに高い販促機能を備えるプラットフォームへとアップデートが繰り返され、進化を続けています。
エンターテイメント性の高いコンテンツを広告として、見込み顧客や潜在顧客へ正確に届けられることで、多くのマーケッターが利用。B2Cになくてはならない存在であることは間違いありません。

これまでECサイトで消費者は便利さを追求していましたが、Facebookの「ショップ」セクションや、Instagramの「shoppable posts」は従来の消費行動とは違う角度から、購入の機会を逃さない仕組みを構築しています。

リッチメディアを多用すればユーザーにイメージの刷り込みを行え、確実にブランドの訴求ができる。また視聴者の「つながり」を利用したイメージの拡散が大いに期待できる点が、従来の広告とは明らかに違います。
ユーザーに注目と興味をもたせればスーパーパワーになりえる手段です。
SNSを通じてランディングページやブログにユーザーを誘導することができれば、ウェブサイトのトラフィックも増加。多くのCTRの獲得、ブログならば上位ランキングにラインナップすることも見込めます。

78%の消費者は、購入前に商品レビューを確認している。

この78%という数字はアメリカの成人 (YouGov調べ) の場合。人からの評価が、どれだけ消費者の意思決定に影響しているのかを物語っています。
SNSの「つながり」から「後押し」をされれば、ユーザーが購入決定をする確率が高くなるのもうなずけます。
EメールはB2Cにとって有益ですが、ソーシャルメディアは消費者とブランドのイメージアップや距離を狭めてくれる点で利はあっても、ウェブサイトに促してメルマガ登録をしてくれるかといえば、難しいでしょう。

どちらかひとつしかできないのなら、配信リストを持っている場合、現在抱えているメール受信者を全員ロイヤルカスタマーに育ててみるつもりで、Eメール配信に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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