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交際期間のない結婚のススメ。婚活グループをSNSで運営する若き成功者の手腕とは

ますます活発になる婚活ビジネスで、先頭を走るのがオンラインのマッチングサービス。街コンに参加するより「なんとなく」出会いたいという、ライトな結婚願望に応えてくれると会員数は上昇。サービスを提供する事業者も増え、今後はさらに企業間の競争が強まっていくようです
結婚の本気度合いによって、さまざまな選択肢のある日本と違い、宗教上の制約や慣習を大切にする国ではお見合い結婚が一般的で、インドでは9割近くがお見合いというデータ【出典元:staticbrain】もあります。また近年ではお見合いの方が離婚率は少ないという数字も表され、恋愛結婚よりもお見合い結婚を推進する向きもあります。

日本では昭和30年代まで、お見合い結婚が5割を占めていました。下記は厚生労働省の施設等機関の国立社会保障・人口問題研究所が、2017年3月に公表した「2015年 社会保障・人口問題基本調査」に掲載されている結婚年次別の恋愛結婚、見合い結婚の推移になります。

昔からのしきたりや、宗教を重んじる社会にSNSが入り込む余地はないのかと思いきや、そんなことはありません。インドネシアを起点に、本気で結婚したい若者の集うFacebookとInstagramで展開される婚活コミュニティに、海外メディアが注目をしています。

発端は、理想の結婚を追い求める若い世代を危惧することから

インドネシアで活動する文筆家ムナファー氏が、2年前からはじめた婚活グループ「Indonesia Tanpa Pacaran」では、出会い後の【即結婚】を奨励しています。ムナファー氏自身はといえば、現在26歳の既婚者。彼のサイトによると20歳の頃から数え、すでに60冊の著書を執筆し、現在はインドネシアの若き成功者として知られているそうです。

彼が婚活グループを立ち上げた背景は、自国で「完璧すぎる伴侶」を追い求める若い男女が多く、出会いと別れで消耗している現状を変えたい、という思いからでした。
そして宗教上、婚前交渉が禁忌であるにもかかわらず、出会い系アプリが蔓延している社会で、前途ある若者を救いたいと願い、テキストブック「Indonesia Tanpa Pacaran」を作り、勉強会やセミナーを開催。グループの活動状況や登録メンバーの情報はFacebookとInstagramで拡散。彼の考えに賛同する人たちが新たなメンバーとなると同時に、かつて勉強会に参加していたグループのOBやOGたちが、幸せな結婚生活をSNSに投稿することで、さらに「出会い即結婚」活動の勢いは増していきました。
現在、Facebookのフォロワー数は26万人強、Instagramのフォロワー数にいたっては、40万人に迫る勢いです。

タイトルの「Indonesia Tanpa Pacaran」とは、直訳して裁判のないインドネシア。現行のインドネシアの法律では婚姻外性交はイスラム法に基づく罪であり、州によっては厳罰に処せられるといいます。

グループの活動は幼少婚を増長するものではないのか?

インドネシアには、児童婚(幼少婚)の慣習の、根強く残る地域が少なからず存在します。UNICEFでは、18歳未満で結婚する率は35%もあると報告しています。政府による結婚許可年齢は女性が16歳以上、男性は19歳に制定されていますが、実際には就学義務を無視した小学校卒業で結婚するケースもあり、問題視されています。

ムナファー氏がスタートした「Indonesia Tanpa Pacaran」は、未就学の女性を増やさないための試みでもあります。離婚率の高さが社会課題ともなっているインドネシアでは、教育を受けていない子ども同士の結婚が貧困の連鎖の元になっていると、先に紹介したUNICEFのサイトで述べられています。

グループの活動はSNSを通じ「バレンタインをしないキャンペーン」を実施する他、「デートをしないでお金を貯めよう」「恋愛するよりクールな結婚」といったスローガンで、メンバーに「即結婚」を呼びかけています。

結婚といえば挙式のための衣食と場所代、ハネムーン、さらに新居と家具家電まで、相当な消費支出が見込めます。そこに目を付けた業者はInstagram「Indonesia Tanpa Pacaran」のフォロワーに向け、レンタルドレスのサービスや、花嫁のビフォーアフターのスタイリングを投稿、プロモーション。会員制のサイトを設計したり、アプリを開発したりといった費用を投じず、ムナファーと関係者はSNSでメンバーや広告を募り、インドネシアの結婚市場をWIN-WINで回しているようすが見えてきます。

これからの婚活ビジネス、日本の場合は…

少子高齢化が深刻度を増す日本の場合、ネームバリューのあるブライダルサロンやウェディングホールでは、結婚後のユーザーをCRMで管理するようになりました。ソリューションを導入することで、顧客へ記念日ごとにさまざまなサービスを提供し、子々孫々にわたる密な関係作りに取り組めると、先読みをしています。

【お見合い、即結婚】のメリットは、まず交際期間のお金を節約できること。事前のリサーチで両者の価値観のギャップが少ないことがわかっています。そしてどちらも身辺整理をしてからお見合いに臨んでいるので、余計な詮索をしなくても済むこと。
結婚したい男女がいる限り、市場に新規参入の余地は大いにありです。近いうちに日本でもムナファーのような成功者が生まれるかもしれません。

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