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スマートフォンがあれば結婚準備も段取りもサクサクはかどる♪ ウエディングのデジタル活用術

「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」というヨーロッパの言い伝え「ジューンブライド(June bride)」に憧れる女性がいる一方で、式を挙げない「ナシ婚」の割合も増え、結婚式のスタイルは多様化しています。気になるウエディング事情についてまとめてみました。

未婚の割合は増えていても、恋人のいる割合はここ3年で増加測

結婚したい人はどこで出会いを求めているのでしょうか?内閣府の調査によると、2015年の婚姻率は、2014年に続き、63万5,156 組と過去最低の数値であることを発表しています。ただし、恋人がいる人の割合は、2015年から増加しています。

リクルート ブライダル総研は2018年の調査時点で「交際開始が2年より前の人は『婚活サービス』を通じた出会いが16.4%」※というデータを発表しています。婚活サービスの人気の背景には、ここ数年で婚活アプリが成熟化され、月額3,000円前後の登録料金で、「簡単な登録で気軽に出会える」、「有料だから真剣な人ばかりで安心」という評価を得て婚活アプリへの敷居が低くなっています。
※恋愛・結婚調査2017(リクルートブライダル総研調べ)

会員数のもっとも多い婚活アプリ「ペアーズ」は、登録者600万人を突破しています。30代の男女に人気のゼクシィから生まれた婚活サービス「ゼクシィ縁結び」や、「ぱっちり二重」など好きな顔の特徴でマッチングできる「mimi(ミミ)」も好評で、どちらも出会いを探しているユーザーにきっかけ作りをしてくれるサービスです。

ドレス選びはインスタから?#ウエディングドレスの投稿件数は、79万1,383件

恋人がいてもいなくても、結婚したい女子がふとした瞬間に気になるのがウエディングドレスだったりするのでは? SNSで友人のウエディングフォトを見た途端、自分だったらどうする? とイメージが広がります。今年はロイヤルウエディングが話題になった影響で、ドレスのディテールやトレンドにも視聴者(オーディエンス)は敏感になっていると思われます。

人生の一大イベントに着る、ウエディングドレス選びにプレ花嫁(※注1)たちは夢中です。本命のドレス以外にも、お色直し用のカラードレス、和装など、特別な日に着たい衣装はさまざま。コスチュームに合わせてティアラ、ヘアスタイル、ヘアメイクなど追加したい項目は多岐にわたります。

ブライダル雑誌の廃刊が続く中、ウエディングドレスへの妄想を膨らませるのに最適なメディアはInstagramではないでしょうか。「#ウエディングドレス」のタグをフォローしておくと、ウエディングドレスメーカーの最新情報や、「卒花」(※注2)のリアルな感想をキャッチできます。ウエディングドレスを試着する日のためにお気に入りのドレスのタイプをInstagramから選んで、スマートフォンに画像を保存しておくと、自分が着たいウエディングドレスのイメージを膨らませる作業に役立ちます。

weddingドレス

なんとか結婚式までに痩せ、自分史上一番キレイな状態でウエディングドレスを着る、といった目標を立てている花嫁が多いことから、結婚式とダイエットドリンクや、サプリメント、エステサロンなどをセットにしたビジネスも各種存在し、SNSを使ってPRをする企業も増えています。Instagramには、2018年6月より「ショッピング機能」が追加になり、商品の写真をタップすると詳細情報を表示。ブランドのECサイトへジャンプできるようになりました。商品情報に合わせた最適なハッシュタグや、ブランドにマッチするインフルエンサーを見つけるツールとしてソーシャルクラウドを活用してみてはどうでしょう。

結婚式はフォーマルからカジュアルへ。ご祝儀は振込み制

結婚式の準備で大変なのが、招待状の準備や出席確認です。最近では、honeyweddingなどの結婚式専用のウェブツールを使って、招待状や会場案内を通知する人も増えてきました。海外では、自分たちの結婚式専用のウェブサイトを作って公開するのがポピュラーで、SNSやウェブメディアで話題になっています。

ウェブツールを使うと、結婚式の案内を印刷・送付する手間を省き、ゲストの出欠確認もスムーズに行えます。ご祝儀や二次会費用の送金や出金は、モバイルサービスを利用すると効率よく処理できます。口座番号を知らなくても送金できるLINE Payや、ご祝儀の事前決済システム付きウェブ招待状サービスBiluceなどがミレニアル世代を中心に活用されています。こういったモバイル決済サービスは、祝儀袋や、お札の向きといった冠婚マナーを気にしなくてもすむため、ゲストとしても大助かりです。

過去には、派手婚、地味婚という流行語も生まれましたが、近頃では「ナシ婚」という言葉も耳にするようになり、結婚式を挙げないカップルもめずらしくありません。結婚式は挙げないけれど、ウエディングドレスは着たい!という人も多く、おしゃれなロケフォト(ロケーションフォト)を撮影し、記念に残すという人もいます。また、外国人が、日本で結婚式を挙げる「インバウンド婚」や、同姓同士が結婚式を挙げる「同姓婚」という言葉も目にするようになりました。

時代の変化に伴い、「こうしなければならない」という既成のルールにとらわれずに自分らしい結婚式をプロデュースするのが、最近の主流ともいえます。参加する側も、新しいスタイルを快く受け入れ出席することが求められるでしょう。

※注1:プレ花嫁とは、結婚準備中の花嫁。
※注2:卒花とは、結婚式を終えた花嫁。

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